第26話「西郷吉之助」
勝海舟の敬礼シーンを見て、一応、確かにこれが日本海軍のはじまりなのかも知れないな、と思った。一度は解散しているわけだけれど・・・。
西郷さんが不気味に描かれている、光と影の使い方がよかった。これも、この作品ではいつものことだけれど、光の見せ方が独特で面白い。
弥太郎が人殺しにならなくてよかった。その前に以蔵が死んじゃうんじゃないかと心配したんだけれど、そうでもなかったんだね。まんじゅうの意味を以蔵が察している演出が好き。わかっていて、それが欲しいと言ったんだろうって、そういう風に、見て取れるから。