小説・一般33.「深夜特急」第2巻マレー半島・シンガポール 沢木耕太郎 新潮文庫
マレー半島、縦断の旅。知識のない私としては、タイとマレーシア、シンガポールの位置関係を覚えられただけでも収穫だった。
列車の旅をするだけで、これだけいろんな人と知り合いになって、親切にしてもらえるというのは、筆者の人徳なのかな? 旅って、そういうもん? 見知らぬ人とも積極的に話しかけたり、関わっていくことが大切なんだろうか?
シンガポールにもタイにも、香港の影を求めすぎていて、あんまり満足できなかったと書かれていたが、それだけ香港を気に入っていたと言うことなんだろうね。その点では、2巻目よりも1巻目の方が、やっぱり楽しそうだったのかも知れない。
続く巻では、いよいよインドに渡るみたいだから、楽しみにしてます。