映画7.湯山邦彦監督「劇場版ポケットモンスターアドバンスジェネレーション ミュウと波導の勇者ルカリオ」（日本・０５）
夫が一緒に見ようと言い出したので、つきあった。少し前にキッズステーションで放送したのを録画したらしい。
ポケモンに関する予備知識は、ゼロです。アニメも見たことがないし、ゲームもやったことがありません。ピカチュウとサトシのキャラをＣＭで見たことがある程度。夫の方も似たようなものだと思うんだけれど、何かの折にルカリオとアーロン様のキャラを見かけたことがあって、なんとなく見てみたくなったんだそうな。
確かにまあ、これはアーロン様とルカリオの話だったね。ポケモンマスターとポケモンの関係というのも、私にはよくわからんのだけれど、なんとなく腐女子を喜ばせるものがあるんだな、というのは感じた。うっかりすると、サトシとピカチュウにもそう言う関係を見てしまうんだけれど、この映画の場合、アーロン様とルカリオの関係が、正にそれっぽくて、大笑いでしたわ。あまりに一途にお互いを思い合っているんだもの。
アーロン様に裏切られたと思っているルカリオが健気で、寂しそうな後ろ姿に萌えるものがあるのよ。
お話自体は、ラストまで見て、これでいいのか？ とかなり疑問形だったし、ミュウの力で安易にみんなが救われてしまう展開など、少々許せないものもあるんですけど、まあ、キャラ萌えなんだろうなあ、と納得はしました。本当は、ルカリオには生き抜いて欲しかったというか、せっかくアーロン様が助けてくれた命なんだから、大切にしろよ、と思ったんだけれど、この辺は、ポケモンファンがどういう評価を下したのか、興味のあるところです。
子供向けのサービスをふんだんに入れつつ、普通にファンタジー冒険ドラマとして、見ていて楽しかったです。後半だけちょっと安易にごまかされているような気がして、そこがちょっと気になるんだけれど、ルカリオとアーロン様のキャラが立っていたので、それでまあ、いいか、と思ってます。
http://www.pokemon.co.jp/anime/movie/2005/index.html
＃うちはスカパー！に加入しているので、本来ならキッズステーションやアニマックスも見れるはずなんだけれど、視聴と録画の権利は夫が握っているので、私は録画出来ないし、どのリモコンをどう切り替えれば、映るのかも知らないので、見れないのと同じことです。どうしても見たい作品があるわけでもないので、基本的にはそれで放置してますが。
