星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「屍鬼」第7話

第7話「第弑魑話」

・・・なんというかその、実は図書館の人は、正雄のことをこっそり愛していたのだろうかと、うっかり考えてしまいましたよ。なんだか表現がやらしくて、見ていてすごく恥ずかしかったです・・・。

正雄ってなにげに出番が多いよなあ。実は影の主人公は正雄だったのか。やたら正雄ばっかり強調されていて、スタッフに愛されているのがよくわかります。あるいは、元になっているというコミック版がそうなのかも知れないんだけれど、読者代表、視聴者代表と言う意味で、一番、キモとして描きたいキャラなのかも知れないね。と、ちょっと思った。ひろみが死んだと聞いて、一瞬、嬉しそうな顔を見せたところが、なにげに怖い。

個人的には高木ボイスの辰巳さんがかっこいいので嬉しいよ〜。笑顔でしゃべりつつ、なにげに相手を脅したところとか、黒い部分がめちゃいいわ〜。

墓のシーンを連続させて、墓の中から起き上がった正雄と、墓を暴いて中を調べてみると言った夏野たちの行為を、逆の視点から同時進行で描いているのがいいなあ、と思った。そう言う構成の仕方が巧いと思う。シーンのつなぎをちゃんと計算している感じがするから。

医者と坊さんは、もともとあやしい関係ですが、ツーショットが多い分だけ、今回はやけにいやらしく見えました。正雄と図書館の人がげろげろだった分、こちらでちょっと目の保養というか、こっちの関係の方が、まだ健全に見えるしねえ。どっちもげろげろという意味では、同じと言えば、同じなんですけど・・・。

次回への引き方が巧かった。続きも楽しみにしてます。次回を待ちます。