星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「屍鬼」第18話

第18話「第悼と夜話」

尾崎先生が千鶴を神社に誘い込んで殺そうとするのを見ていたら、なんとなく、「ポーの一族」のクリフォード医師を思い出した。やっぱ、この手の作品で、この種の化け物を殺そうとする役割は、医者なのかねえ。と思った。ある種、お約束なのだろうか?

千鶴よりも沙子の方が年上なのは、歴史的背景がさりげなく語られることで明らかなんだけれど、そう言う手法は、「十二国記」にもあったよねえ。と思う。そう言うところが小野不由美かな。

しかし、私が原作で一番好きだったのは、あの酒屋の父子のエピソードなんだけれど、これじゃすっかりギャグだよ・・・と思って、ちょっと悲しかった。キャラデザのマンガじみた部分が悪い方に出過ぎていて、とてもじゃないけどシリアスなドラマに見えない。これも演出なら、ほめてもいいんだけれど・・・。どうなのかな? うーん・・・。