「チャグムが、〈花〉にとらわれるほど戻りたかった〈時〉は、タンダの家でバルサやトロガイと過ごした、あの秋だったのだ」p196
このシーンで思わずもらい泣き。チャグムチャグムチャグム〜。かわいそうに。
それでも、バルサを想いながら、バルサだったらどうするか、彼女の姿を思い浮かべながら、現実に向かって飛ぶシーンに感動しました。
風が吹いて、花が散り、種が生まれる。ラストシーンの鮮やかさが本当に素晴らしかった。
またいつか、思いがけず、二人が再会できますように。その時を楽しみにしてます。次巻も楽しみです。