コミック118.「諸葛孔明 時の地平線」第10巻 諏訪緑 小学館PFコミックス
蜀の地は、士元の遺した場所になったわけで、4年という期限を最大限に使って、彼のやりたかったことが伝わる。人生のすべてを使って、やるべき事を進めたという感じで。
あと、難民を移動させるために、新しい土地の開拓を勧めなきゃいけないんだけれど、500年前の人が作ったダムが生きているという話。こういうのも、なんか感動できるものがあるなあ、と思いました。やるべきことをやって、後世に残した人々がいると。結果として、孔明たちは、それによって救われたわけだし・・・。
いろんな思惑が錯綜しているけれど、そうやって、それぞれがやるべき仕事に打ち込んでいて、その結果にいろいろ効果が出ているのが面白い。そういうのを見せてくれるのがいいなあ。と思います。
- 作者: 諏訪緑
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2005/05/26
- メディア: コミック
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