星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「エウレカセブンAO」第8話

第8話「ワン・ネイション・アンダー・ア・グルーヴ」

・・・なんというか、相変わらず、微妙な展開。

今回、フレアが、ブラン社長の娘だという事実が明らかになったわけだけど、父親を嫌うその理由を聞いて、なんてまあ、恩知らずな娘・・・と思ったのは、私だけではあるまいよ。だって、ひどくないか??

そりゃまあ、奥さんか娘か、どっちか一人しか助けられませんと言われたら、苦渋の選択として娘を選ぶ気持ちはわかるし、そんな状況下なら父親だってすごく辛かったろうに。父親がかわいそうとか、父親に悪いとか、思わないのかね? ましてや、母親からもらった命でもあるわけでしょ? それを粗末にしていいのか? もはや、自分だけの命じゃなかろうに?

そんな重荷を背負わされたことが迷惑とか、家族のことだから、いろいろ確執はあったのかも知れないが、このやりとりだけを見ていると、フレアの自己中ぶりが際だつだけで、それ以上のことがよくわからん。

こんなわがまま娘とわかり合って、一緒になって「バカ社長」とか言って、笑いあっているアオを見ていたら、なんだかなあ、と言う気分になった。親の心、子知らずと言うが、それの極致だろう。いくら子供でも、大人の気持ちを少しは考えろよ・・・と言う気分になっちゃって、どうにもな・・・。

そもそも、アオが父親を嫌うという理由もいまいち不明なんだ。大体、どんな人物かまったく知らないわけでしょ? 好きも嫌いもないと思うんだけどなあ。

それを含めて、この子供たちには、まったく感情移入できません。どうせ、過去話をやるのなら、もっとこちらの納得のいく物語にして欲しかったなあ。と思いました。

とりあえず、次回を待ちます・・・。