星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「有頂天家族」第4話

第4話「大文字納涼船合戦」

五山の送り火を全部見るなら上空からでないと・・・というネタは、「四畳半神話体系」の方にも出てきたけど、こちらはそれを地でやっちゃって。タヌキたちが、地上の人間たちを見下ろしながら、上空に船をいっぱい出して、それぞれが騒いでいるのは、楽しそうでいいなあ。と思った。

京都の町の灯りが、碁盤の目の形に光っているのも風情があっていいですよ〜。

矢三郎たちの父親の話が改めて語られるけど、天狗たちとの戦いは、純和風なところがよい感じ。ダルマとかごろごろ転がっちゃって、こういうのは、外人さんに受けそうだなあ。と思った。

最後ははちゃめちゃな撃ち合いになったけど、タヌキたちが争うごとに、花火がばばーんと上がるのもいいよね。地上からはたぶん、花火にしか見えないという。

そういう諸々のストーリーが、純和風ファンタジーしていて、素晴らしかった。いいね、いいねえ。こういうの大好き♪

順調に面白い。大事な扇子をなくしちゃった矢三郎がこれからどうなるのか、続きもすごく楽しみです。次回を待ちます。