星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「有頂天家族」第7話

第7話「銭湯の掟」

順調に面白い。ほのぼのとコメディタッチで描かれていた展開から、ラスト5分で一転して、シリアスに深刻な方向に移ったのは、ドラマとしてなかなか見応えがあったと思う。

赤玉先生をいかにして風呂に連れて行くかのやりとりも楽しかったし、銭湯でのタオル一枚の矢三郎に萌え(足の組み方がまた、微妙にやらしくていいわ〜)、弟もショタサービス満載だし、へらへらと喜んでいたら、急遽、とんでもない落ちが来て、とことんシリアスに終わったからね。

なんで矢二郎兄さんは、井戸の底でカエルになってしまったのか、その理由が語られたから。ああ、ちゃんと意味がある設定だったんだね。と納得した。

今回は、弁天様はほとんど出番なしで、男ばかり登場の物語だったが、それもまたよし。と言うか、タヌキ姿に戻った金閣銀閣も、かわいくてかわいくて、水風呂でしっぽをぬらされて、縮こまっているところも萌え萌えで、ああ、ぬいぐるみが欲しい〜。思わず、親子兄弟親戚、全部そろえてぎゅっと抱きしめたい気分。かわいい〜。ああ、もう〜。

そう言えば、矢二郎兄さんの声って、吉野裕行さんってことは、小津くんの声なんだなあ。と、今更ながら気づいた。演技が違うので、わからなかったけど。黄昏れている矢二郎兄さんも、なんかかわいそうで、ラストシーンは、ちょっと辛いものがありました。

父親の死について、まだまだ隠されている事実がありそうだから、今後の展開を楽しみにしてます。次回を待ちます。