コミック42.「地球ナンバーV7」第1巻 横山光輝 大都社スターコミックス
記録によると、2004年7月が初読で、それ以来の再読になります。昔、初めて読んだときには、えらく感動して、これは名作だ!! と思った覚えがあるんだけれど、今の視点で読み直したら、それほどでもなかったかな?
とはいえ、これが後続のいろんな作品に影響を与えているというのは、なんとなくわかる。「スターレッド」はまさにこれだし。火星に移民した人類から超能力者が産まれるという設定と、それによって起こる地球と火星の戦い。
こうしてみると、ディック牧が戦いを望んでなくて、あくまで話し合うために、敵の最高責任者を捜していた・・・と言う流れは見て取れる。向こうは向こうで、こちらを徹底的に殺そうとしているわけだけど・・・。
「私を信じてもらえなくても結構です。私自身さえ、最初は信じられなかったことなのですから」
「しかし、同じことをくりかえせば、同じ失敗をくりかえします」
印象に残ったセリフをあえてメモ。