星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「進撃の巨人」第1話

第1話「二千年後の君へ」

「ヤマト2199」を見ていても、どうも苦痛でしょうがないので、またしばらく視聴をストップして、先に「進撃の巨人」を見ることにしました。夫が冬コミに「しんきょ」本を作るというので、一応、私も見ておいた方がいいかと。

で、第一話を見てみましたが、これは面白かった。壁に囲まれた都市で人類が暮らしているとか、その外には巨人がいるとか、大まかな設定は、聞いていたものの、キャラに関しては全然知らなかったので。

壁も一重じゃなく、三重になっていたと聞いて、別に人類も、たった一枚の壁で安心しきっていたわけじゃないんだな〜と、初めて気づいた。二重三重に囲んだからこそ、もう大丈夫・・・と思っていたわけで、それこそが油断と言うことなんだ。

で、壁で囲みさえすれば、安心というわけでもなく、少年は外の世界を知りたいと言うし、それこそが戦いの基本と言えばそうだ。まずは、敵を知ることこそ、一番大事でしょう。敵がどんな存在なのか。

100年大丈夫だったからと言って、この先も大丈夫とは限らない。黒船来港にせよ、原発事故にせよ、この国の人間は思い知ったはずなのに、まだ安寧の時が続くと思っている。この作品は、上手く、警告の位置に立っているんだと思います。

物語の警告するものを、これからも追いかけていきたいと思います。続きもすごく楽しみです。