星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「呪われた町」上巻 スティーヴン・キング

読書12.「呪われた町」上巻 スティーヴン・キング 集英社文庫

映画版は未見。初スティーヴン・キング。キングの映像化作品はいくつか見たことがあるけど、実際に小説を読んだのは初めてだと思う。

屍鬼」の元ネタだと言うことで、前から読んでみたかった本です。そもそも、夫が古本屋で見かけて、「これが欲しい」と言い出したのがきっかけで、「じゃあ、私も読みたい」と思って、買ってきたのだけれど、これを読むために、小野不由美の「屍鬼」をわざわざ再読したというのが、本来の順番。

で、実際に読んでみて、比較してみたら、思っていたほど、「屍鬼」とは全然似てないんだなあ。とわかった。てっきり、「屍鬼」は、この「呪われた町」のストーリーをそのまま日本に置き換えて、なぞっているだけなのかと思っていたんだけれど、実際に読んでみたら、全然違うじゃん。

どうやら、田舎町にやってくる吸血鬼と、招かれないと家には入れないという部分は同じみたいなので、そこだけ設定は借りているみたいですが。

キャラが多いので、まだまだ覚えるのに苦労してます。上巻も後半に入って、なにやら不穏な事件が起こり始めているみたいなので、これからどうなるのか、楽しみにしてます。続きを待ちます。

呪われた町 (上) (集英社文庫)

呪われた町 (上) (集英社文庫)