星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「トラップ一家物語」第26話

第26話「オレンジと花の苗」

久しぶりに視聴再開。しかし・・・。将来的にイヴォンヌ姫が振られるのが見えてきたので、なんとなく、彼女が気の毒になってきた。

子どもたちは、寄宿学校に入れてしまえばいい・・・と、考える彼女は、実は、彼女自身が、そうやって寄宿学校に入れられて育ったんじゃないだろうか? という感じがするからだ。そうでなきゃ、そんな発想が当たり前のことだとして、出てくるわけがないわけで、全然悪気がなさそうだから。

父親が新しい母親と再婚したときに、娘を寄宿学校に入れて、自分は新しい奥さんといい仲で暮らしていた。だったら、今度は自分が幸せになる番だと思ったんじゃないかな? 子どもは、寄宿学校で貴族としてのしつけを習いながら育つもので、大人は、大人同士で楽しめばいいと、そう言う家庭で育ったのなら、イヴォンヌ姫にも同情の余地がある。

そんな裏設定は、物語上、語られてはいないんだけれど、深読みすれば、そう言う風にも見えるので。

父親のやったことが、娘の代にまで影響を与えているのだとしたら、なんだか気の毒だ。娘は、自分の父親がそうしたから、それが当たり前だと思っているわけでしょうに。

まあ、こぶつきの男性を好きになったのが、彼女の悲劇というわけで、たぶん、うまくいかないと、うすうす気づき始めているみたいだから。破綻に向けて、物語が進む。どうなることかと思って、続きを待ちます・・・。