第33話「本当の家族」
結婚したのはいいけど、新しい家族には早速試練が・・・という話で、銀行の倒産で、一文無しになった男爵。
普通なら、このお屋敷と土地を手放すんじゃないかと思ったんだけれど、それはせずに、逆に、部屋を下宿として貸し出すんだそうな。
貯金はなくなったけど、家と土地は自分のもので、借金はなかったと解釈すればいいのかな。
お金がなくなったとたんに去る人と、その逆に少しでも足しにしてください。とお金を渡してくれる人と。誰が本当の友達か分かったという。名作劇場らしい物語の流れだった。
せっかく受かった学校をあきらめようとするルーペルトの話は、切実さが伝わって、胸が痛かった。