第36話「さらばソロシップ」
ベスは、ソロシップを放棄する決意をした。ソロシップに爆薬を仕掛けて、食料その他をもって、ほかの船に移動する。そのまま、別の星に去ろうとした。
にもかかわらず、戦闘になって、結局ソロシップに戻ってきた・・・という話なんだけれど、私が見ていて、イライラしたのは、いいから、そのまま、逃げちゃいなさいよ~。ということで、イデオンもソロシップも、欲しい連中にあげちゃえばいいから、あなたたちは、とっとと行きなさいっ! と言ってあげたかった・・・。
わざわざ、戻ってくるんだもんなあ・・・。
自爆装置は働いたが、爆発はしなかった。イデの力は、爆薬のエネルギーも吸い込んだみたいで、爆発するはずのものが爆発せずに、収縮していく感じは不気味で怖かった。むしろ、ホラー映画みたいだ。
我々は、もうイデに取り込まれているのだ・・・という話だったが、逃げる機会があったのに、行かなかったようにも見えるから、そこら辺の演出は微妙なところ。物語的には、どうあっても逃げられない。という話にしたかったんだろうと思うけど。