第4話「カットシー乱舞」
「返せる借りじゃないけど、返す努力はします!」
この台詞がいいなあ。と思ったので、ちょっとメモ。ああ、気にしているんだ~というベルリの気持ちが伝わったから。
ベルリたちが海賊のところに連れて行かれたことによって、逆にキャピタル・アーミィに攻撃の口実を与えてしまったようで、あるいは、それもクンパ大佐の計算のうちだったのかも? という先読み、裏読みの感じは、富野作品っぽい。
メガファウナでのやりとりは、ネットで批判されていたかみ合わない会話というのはこれか~と思いながら見ていたけど、今までの富野作品でも、ひとつの画面の中で、あっちとこっちで別々の会話が進行しているというパターンならあったんだけれど、この場合は、目の前の相手を無視して、別の会話をやっているから、確かに変に見えるわな。言っても聞いてもらえないみたいで、いじめの構図みたいだ。
部下のために泣いているデレンセン大尉はいい人だなあ、と思った。こういうキャラは、人気が出そうだと思う。後々、死んじゃう(ベルリが殺す)と聞いているけど、それを思うと、主人公はどこまで重荷を背負わされるのか・・・。