コミック2.「王妃マルゴ」第4巻 萩尾望都 集英社愛蔵版コミックス
相変わらず、密度の濃い内容で、追いかけていくのに一苦労するが、少し前に3巻まで通し読みをしたのが効いて、登場人物の相関図ぐらいは大体わかる。(わかったような気がする)
あと、必要なのは、フランスとその周辺国の地図だな。地名について行けないので・・・。
登場人物の心の声とセリフが食い違っているのが面白い。裏にどんな思惑があって、誰と誰を動かしているのか。いろんなところにさりげなくしゃしゃり出てくるアンジュー公アンリのしたたかさと、コリニーにいいように操られているシャルル国王の差が、同じ兄弟でも違うものだな。と。思った。