コミック7.「ヤングブラック・ジャック」第４巻 原作：手塚治虫 脚本：田畑由秋 作画：大熊ゆうご 秋田書店ヤングチャンピオンコミックス
間くん、高校時代の話の続き。「ときには真珠のように」のエピソードを交えて、本間先生との再会が語られる。身障者の物語で「失われたものをかぞえるな。残っているものを最大限に生かせ」というセリフが感動的で印象に残りました。
スターシステムとしては、本間先生とのライバル医者役に「きりひと賛歌」の竜ヶ浦教授を持ってきたところが気に入っている。頭の固い医者ぶりが、配役としてぴったり～。
体育会系の整形外科医に「アドルフに告ぐ」の峠草平を持ってきたのもよかったな。なんかそういう小ネタに感動している。
あと、ラストのエピソードで、ちょい役出演したトッペイとチッペイが「バンパイヤ」ファンとしてはツボで嬉しかった。チッペイがトッペイの飼い犬になってる～！ で、「俺の大事な家族を助けてくれてありがとう」って。その発想はなかった。でも、チッペイは、犬というかオオカミバージョンの方がかわいいというのも確か。ぐったりして横たわっているところ、かわいすぎて萌えます。
