第2話「知らされた未来」
伸担当回。こうしてみると、アフリカ編の回想が何度も入るんだなあ。と思ったけど、アフリカ編で語りきれなかったことを、この作品で補講しているという感じなのかな?
誰かを守るために力を得たとしても、その力は、結局、誰かを傷つけることになって、それでいいのか? 力とは何か? 自分はそんないい人間じゃない。正義のために戦うなんて、できるのか? 続けられるのか? という独り言を、延々と繰り返し、たぶん、これがその後の作品にも続く池田監督のテーマなのかな? と思った。
これを考え出すと、ぐるぐるしちゃうのもわかる。アデューは、「力なんかいらない!」と叫んで、「全部、持っていけ~!」と投げ出したけど、その姿が、トルーパーの宝珠を湖に投げ捨てる伸の姿とかぶるんだわ。
こんな力、欲しくはなかったと・・・。捨ててしまいたいといって、すずなぎに捕まる。これで2人め。