第3話「砕かれた自信」
征士が何を言っていたのか、もう一度確認しようと思って、視聴は2度め。なるべく、画面に引きずられることなく、台詞にだけ集中して聞こうと思っていたんだけれど、それでも、うまく内容を読み取れたのか、自信はない。
歴史の中に埋没していった戦士たちの嘆きみたいなものを語っているのだろうか? 戦うことに疑問を持ちつつも、迷ったら戦えなくなるので、感情を捨てなければならないというのは、わかるような気もする。それを突き詰めていくと、「ガンダムW」の少年達になっていくんだろうなあ。と思うので。
だけど、戦いに戦いで応えて、破滅の道に導くのが鎧世界のことわりで、サムライトルーパーも、鎧をまとったからには、滅びなければならないという。少年達が生き残ったことが、そもそもの間違いで、それは鎧の望むものではなかったと。
で、「それをたしかめてやる」と言いながら、秀は、高層ビルから飛び降りて、自分が死ぬかどうか試してみたと。
征士の元には、鎧が現れて、武装を促したけれど、征士はそれを拒否したから、鎧がひざまづいた。この運命から逃れるためには、戦ってはならない。武装を受け入れてはならない。
秀には、そこまでの境地に達することができずに、鎧を追いかけて、武装してしまうから、鎧に引っ張られて、捕まった。
こんな感じの流れで読み取ってみたけど、違っていたら、責任とれません。
それでいて、未だにすずなぎが何者なのか、よくわかってません。長崎の少女なのはよくわかるんだけれど、隠れキリシタンの少女が何を意味するのか? あるいは、長崎からの連想として、世界を滅ぼす最終兵器の存在を暗示しているのか? とも思ったけど、深読みのような気もするし。とりあえず、続きをまちます。