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星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「鎧伝サムライトルーパー MESSAGE」第5話

第5話「訪れた真実」

抽象的な台詞のやりとりでつづられているので、池田監督が物語に込めたメッセージが、こちらにちゃんと届いているのかは不明。見た人が、自由に自分で解釈してください。ということだと思うので、勝手に深読みして、たぶん、こういう意味なんだろうなあ? と思ったことを書いてみる。

たぶん、輝煌帝の鎧は、最終兵器を暗示しているんだと思う。5人の少年達も、戦いの行き着く先はそこだと気づいた。人間世界を滅びの道へ進める。その道案内人が、すずなぎになる。人間世界に恨みを持ったまま、半分、怨霊と化して生きている少女。

世界の滅びを、物語として予言した芝居一座の生き残り。どうやら、その予言は、幕末にあったらしい。世界を滅ぼす武器を黒船が運んできた。

黒船を鎧が破壊する描写もあるけれど、破壊は、破滅を導く。少年たちには、その流れを止められない。

ただ、人間を信じる。それしかできない。

すずなぎに最後にメッセージを残すのは、母親であり、親の愛だけが、子供を破滅から救おうとする。

人間はとっくに滅ぶべき存在かも知れないが、どの時代にも母親がいて、次の世代の子供達だけは守ろうとする。か細いけど、それが最後の希望。次の世代を見守ること。次の世代に託すこと。

EDの歌の意味を考えていたが、画面に描かれるすずなぎを見つめている目があるわけで、それは、母親の視線なんだ。子供が生まれたときから、ずっとあなたを見つめていた。見守って来たという。

この子だけは守りたいという親の気持ちがある限り、まだ未来は続く。

 

頑張って、読み取ってみたけど、本当にこれであっているかどうかは知らない。しかし、少子化が進んで、誰も子供を持たなくなれば、やっぱり、未来は終わるだろうな。と、個人的には思う。今、我々はここにいる。次の世代のことを考えず、自分のことだけ考える世界。