第4話「バット・ノット・フォー・ミー」
ピアノを使って、告白したり、何気にさっとキスしたり、この主人公は、なかなか積極的だなあ。と思いました。
律子の想いが、千太郎にあると知って、家族にも恵まれてて、何でこいつばかり、と、八つ当たりして、それでも、その千太郎にも、結構、厳しい過去があると知って、自己嫌悪。
隣の芝生は青く見える。他人のことだけは、みんな、自分よりも幸せだと思う。そんな単純でもないんだけど、とかく、自分ばかりが不幸だと思いがちなのが人間で、そういう部分をしっかりと描いているところに、好感がもてた。
いろんなこだわりを吹き飛ばすように、ジャズの演奏シーンがよかったです。