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星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

スティーブン・スピルバーグ監督 「BFG ビッグ・フレンドリー・ジャイアント」

映画

映画20.スティーブン・スピルバーグ監督 「BFG ビッグ・フレンドリー・ジャイアント」 (アメリカ・2016)

きれいなファンタジーだったけど、一歩間違うと、少女誘拐犯と誘拐された少女の友情物語になってしまうので、内容的にやばくない? これ・・・。と、つい、思ってしまうのが難点。原作小説は未読なんで、原作がこういう内容なのかどうかは知らないけど。

そもそも、BFGが、少女を連れてこなきゃならなかった理由もいまいち説得力がなくて、仮に姿を見られたからだとしても、少女が「巨人を見た」と言いふらして回っても、誰も信じるわけないから、そんなの心配する必要がないんじゃないの?

予告だと、少女が孤独だから連れてきた・・・と言っていたと思うが、そんなシーンは本編にはないし、むしろ、いじめられて孤独だったのは巨人のじいさんの方じゃないかと思ってしまう。

自分の孤独を癒すために、人間の少女を連れてきたなら、それこそ誘拐犯だ~と、見えるので、この辺のバランスは、きわどいところ。

ただ、連れられてきた巨人の国。老人の住処は、ファンタジーとして、ビジュアルがすごく素敵だった。夢を閉じ込めた瓶の数々。あと、虫のようにキラキラと光りながら飛んでくる夢たちを捕まえる作業。夢の世界への入り口が、水辺になっていて、飛び込むと、世界がひっくり返る演出。そういうのは、やっぱりきれいだなあ。と思いました。

かたつむりのはう音や、虫たちの囁きが聞こえるという巨人の存在。そんな巨人たちの住むファンタジー世界へ。少しでも連れていってくれたような気がして、映画として、見ている分にはすごく楽しかったです。