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星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「翔ぶが如く」第8巻 司馬遼太郎

読書27.「翔ぶが如く」第8巻 司馬遼太郎 文春文庫

いよいよ、西南戦争勃発。この物語は、結局、西南戦争が何故起こったのか? どんな戦争だったのか? を描き、西南戦争をテーマにした話だったんだなあ。と、わかった。たぶん、この先、その結果、どうなったのかを教えてくれるんだろうと期待している。

この巻では、それこそ、すごく丁寧に、薩軍と政府軍がどう動いたのか、どんなふうにどこでぶつかったのか、どんな戦闘だったのか、それぞれの指揮官は誰でどんな人だったのか、きちんと説明してくれる。ここまで調べてあるのがさすがだし、どう調べても矛盾が出てくる歴史の謎まで解説してくれたのが面白かった。奪われた連隊旗の謎だけど、それぞれの言っていることが、全部正しいとすると、つながらないし、誰かが嘘をついているんだろうけど、もうわからないという。

薩軍は勇猛果敢で強いし、やる気は満々にあったけど、せっかく強い兵士も、指揮官まで脳筋じゃ駄目だってことが、よくわかりました。