第2話「拉致」
第1話だけで切っちゃうのは、もったいないから、とりあえず、第2話も見てみたけど、今度は面白かった。変なふうなギャグも入らないし、緊張感のあるストーリー展開が非常に良い。岡本先輩がいないだけで、随分雰囲気が違う。やっぱ、この世界観に、女は邪魔だよね。
とにもかくにも、藪先生が良かった。「はざま」「はざま」って、やけに心配して、必要以上に親身になってくれているのが、なんかやさしくていいじゃん? この人、いい人だなあって思ったよ。
物語自体も、心臓移植をネタにしたものだし、原作は読んでいるから落ちも知っていたんだけれど、それでも、この展開は、どうなることかとヤキモキするし、キャラクターの心情の移り変わりが見て取れて、「娘を救うために仕方がない」と思っている父親の、それでも「死にたくない」という思いが伝わって、胸を打つものがあった。
違和感なく、きれいに見ることができたので、良かったと思います。この調子なら、続けてみていけるかな? と思いました。次回を待ちます。