星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

クリストファー・ノーラン監督 「ダークナイト ライジング」

映画16.クリストファー・ノーラン監督 「ダークナイト ライジング」 (アメリカ・2012)

バットマン」3部作、これにて完結。こうして通しで見ると、物語がきれいにつながっているのがよく分かる。

核の平和利用はありうるのか? というテーマを見せてきたようで、ここまで露骨に、悪人の手に渡ったらどうなるのか? というのを見せられてしまうと、そんなものはないほうがいいよね。消し去るべきだよね。という気分になってきた。使うものの心次第というレベルの話じゃない。

そういう意味で、ブルースが、最終的にバットマンをやることをやめてしまった気持ちがよく分かる。

あと、非常時にいかに警察が役に立つか、頑張っているかがよく見えた。そして、「法が枷になることもある」という話も頷ける。

キャラクター的には、キャットウーマンのお姉さんが、えらいかっこよかった。女の武器を利用するだけ利用して、したたかに相手を出し抜いていく。これはすごい。と思ったことをちょっと書いておこう。