コミック16.「アオイホノオ」第17巻 島本和彦 小学館少年サンデーコミックススペシャル
「風の戦士ダン」の誕生秘話。そもそも、この作品の原作者が雁屋哲という段階で違和感があって、よく雁屋先生が、こんなギャグ漫画の原作を書けたなあ? などと思っていたけど、もともとの原作の原稿がどういうものだったのかを具体的に見せられて、納得した。
この原稿のイメージこそ、たしかに雁屋哲という感じがする。上の世代って、時代劇とか時代小説とか好きだもんね。
私も「風の戦士ダン」は、たまに雑誌連載を見たぐらいで、コミックスを買ったことはないし、どんな話か具体的には知らない。ただ、現代を舞台にした忍者ものだなあ。程度の認識だったけど、実は、背景にはこんなちゃんとした歴史設定があったのか。これはこれで面白そうだし、読んでみたいという感じもする。
あと、おまけのようだが、「ガンダムといえば、スーパー忍者!!」というギャグ部分で、ザクもどきの一つ目の忍者たちが、地球を背景に宇宙を飛んでいるのを見て、このイメージ画がすごくいいなあ。と思った。なんかいろいろ、それっぽいよね。
【追記】
私が知っている雁屋哲原作の漫画は、「男大空」を「少年サンデー」連載で途中から途中まで読んでいた程度です。有名な代表作「美味しんぼ」は未読。アニメ版もほとんど見てません。