コミック44.「超級! 機動武闘伝Gガンダム」第7巻 漫画:島本和彦とビッグバンプロジェクト(宮北和明) 脚本:今川泰宏 角川コミックス・エース
相変わらず、各キャラクターの扱いはひどい。特に、ドモンとレインは、アニメとはもはや別人だし、ギャグだと思っても、笑えないセンスのなさで、ひどすぎるだろ? これ。としか思わない。
とはいえ、物語的に、少しは本論に入ってきた。という感じがするのは、セイットの話あたりから、DG細胞についての説明が入って、金属の一種でありながら、有機物と結合し、その生物が脳まで侵されたら、破壊と殺戮の衝動を抑えきれなくなるという。ガンダムファイターが、それに感染したらどうなるのか? そのテーマを入れてきた。
科学による環境汚染テーマを扱っているようにも見えて、その点だけは興味深い。
そういうシリアスな部分だけ、物語に引っ掛かりを覚えるし、いよいよ、新宿編に入ってきたみたいだから、続きを待ちます。