星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「風光る」第41巻 渡辺多恵子

コミック2.「風光る」第41巻 渡辺多恵子 小学館フラワーズコミックス

発売日に購入したものの、読むのが遅れて、ようやく読了。昔ほど、この作品に惹かれないのは、私自身が新選組に興味を失って、彼らの言う「真の武士」ってのに対して、ものすごい嫌悪感があるからなのかもしれない。

がちがちの石頭で、自分の気持ちを自分で作った枠に押し込めて、我慢したり、無理したりすることを立派だとする価値観には、なんかもう、ついていけない気がしてきた。

にもまして、なんだか一番腹が立つのは、「私は清三郎様の味方です」と言っては、他人の恋路に口をはさみたがるおばさんの立場で、こっちの味方をしたいから、こっちの邪魔をするってあたりで、この人、なんだかやだなって思った。