読書23.「1Q84 BOOK2 <7月ー9月>」前編 村上春樹 新潮文庫
順調に面白い。この物語は、こちらをどこへ連れて行こうとしているんだろう? というのが気になって仕方がない。ようやく、天吾と青豆のつながりがはっきりとした言葉で表されるようになった。青豆も天吾と呼んでいるし、天吾も青豆と呼んでいる。
「我々は長い腕を持っています」という宗教団体の不気味な言い方が怖い。長い腕ってなんだろう? 逃げようとしても逃げられませんよ。捕まえます。って感じ?
あと、ネコの町の物語がよかった。これは本当に海外文学にそういう作品があるのか? それとも、この作品のオリジナルなのか?