2018-08-26 「西蔵放浪」 藤原新也 読書 読書32.「西蔵放浪」 藤原新也 朝日文庫 分厚い本だったけど、何とか読了。妙に詩的な文章で、いちいち言い回しが気取っている。たぶん、それが魅力なんだと思うが。 地球上を旅することは、タイムスリップを経験することと同じだと冒頭に書かれていたが、このチベットへの旅は、古代の信仰が息づく古い村への移動なのだと思う。この本は、75年の発行なので、さすがに今とは違うだろうが、それでも、なんだか特殊な場所という感じはした。 写真も多く、資料としても貴重だと思う。