星の原休憩所

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「大正デモクラシー シリーズ日本近現代史④」 成田龍一

読書33.「大正デモクラシー シリーズ日本近現代史④」 成田龍一 岩波新書

勉強しようと思って、以前、五巻までをまとめ買いしたので、せっかくだから読み続けているが、挫折寸前ですよ。このシリーズは、どれも、文章が固くて、読めない。読みづらい。めちゃ、難しい。苦労して、読了までたどり着いたけど、頭に入ったとはとても言えないかもしれない。

とにかく、日比谷公園で人々が集会して、焼き討ち事件はあるは、全国で米騒動は起こるは、打ちこわしはあるはで、そういう民衆の騒動を、政府が恐れて、社会保障の充実や、普通選挙の実現、差別問題の解消などを、法整備しながら、どんどん進めていって、その一方で、治安維持法なども成立してくるという、その流れは少し見えたかな? と思う。

とかく、昔の人は荒っぽいというか、やることがいろいろ元気なんだわ。そういう活力が今は、あんまり見受けられない気がするんだけど、なぜなんだろう?