第四話
菊比古と助六の、二人の対比が面白い。全然、性格的に正反対だしね。それで、ちゃんと友達をやれているのがすごいというか。
二人の友情に水を差すように女が現れるけど、出たな、林原~という感じがする。悪女っぽい演技もなかなかのもので。それでいて、小唄はやっぱり見事なほど、上手い。この辺、さすがの力量を見せてくれます。声優さんのそういう演技が見れるのが貴重。
昭和初期、戦後まもなくだと、歌舞伎や落語は、人々の大切な娯楽だったんだなあ。というのが伝わる。特に、歌舞伎を見るのは、普通の人じゃ敷居が高そうな迫力があるなあ。と思った。それは今でもそうなんだけど。なんかこう、豪勢な趣味だよね。なんとなくだけど。