第六話
うちの夫は、先にこの作品を見ているから、「とにかく山寺がすごかった!」とほめていたんだけれど、私が見ると、「山寺よりは、石田彰だなあ」と感じる。山寺さんも悪くないけどね。そう言ったら、夫が、「石田彰は色気だよ、色気!」と言うので、まさに、物語通りで、石田彰の演技は、色気が本質なのかもしれない。つやっぽい演技、めちゃ上手いんだわ。菊比古が、一言、なんかしゃべるだけで、きゃあきゃあ言っちゃう、ファンの女の子の気持ちがわかるというか。
その点でも、やっぱ、この役は、石田彰にはまり役なんじゃないのかな? と思った。菊さん、いいよ~。助六もいいけど、やっぱ、菊比古かな~と。いろいろ屈折しているところがなおいいよ~と、しみじみしてます。
この人が、その後の人生をどう生きたのか興味あるし、助六がその後どうなったのかも知りたいから、続きもすごく楽しみです。次回を待ちます。