星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「ドラゴン王子」第9話

第9話「魔法のあらし」

これにて、物語の第1章は、終わりを迎えた。って感じかな? 最終回といえば、確かにそんな雰囲気は出ている。まだまだ彼らの旅は続くけど、一つの山場を越えたんだって感じ。

以下、ネタバレ全開で書くけど。

 

エズランが動物と会話できる能力を持っていて、それをカラムは、信じようとしなかった。一度、信じたせいで、手ひどい目にあったから。この兄弟に、そんな確執があったとは知らなかったな。

ドラゴンの卵を助けるためには、たまごをふ化させるしかない。そのためには、あらしが必要と聞いて、今まで大事に持っていた魔力を封印してある球体(名前を失念)をカラムが自ら破壊する決意をしたところがなかなか感動的だった。

「自分が何をなすべきかわかった」

だって、それ、魔力の源で、それがあるから、自分は魔力をつかえるんだって。それがないと、ただの役立たずだって、あんなに言っていたのに、土壇場になると、ちゃんとそれを捨てる勇気があるんだってあたりに、カラム、いい子だなあ。と思った。

あと、あらしの中、傷ついた左手で、必死に卵を守ろうとしたレイラの姿もよかった。彼女があれだけ必死に守らなきゃ、たまごは死んでいたかもしれない。

それだけの見せ場を作ったうえで、卵が孵化して、ドラゴンの赤ちゃんが誕生する。みんなで必死に守ったんだもんね。レイラを苦しめていた封印も解かれて、これで左腕は治るだろうし、よかったよかったと素直に思うことができました。

彼らを追ってくるソーレンとクラウディアは、追跡の魔法を完成させたし、まだまだこれから困難が続くだろうと予測されるけど、そういう予感もはらませながら、次のシーズンをお待ちください。で、終わった感じ。ああ、なんて憎らしい。ネトフリに入らないと、続きは見れませんよ? という。

まあ、ここまで見れれば、満足ですよ。またいつか、機会があったら、続きも見たいなあ。と思います。いい作品を見れたと思います。よかったです。