星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

静野孔文、瀬下寛之監督 「GODZILLA 星を喰う者」

映画24.静野孔文瀬下寛之監督 「GODZILLA 星を喰う者」 (日本・2018)

3部作の最終章。1と2が面白かったから、楽しみにしていたんだけれど、結果としては微妙だったな。以下、ネタバレ少しありますので、気にする人は注意。

 

私はたぶん、メトフィエスさんに悪役になってほしくなかったんだろうと思う。

ただ、最初から怪しかったのは間違いなくて、宗教者だし、みんなを洗脳していく流れになるのは物語としては正しい方向だろう。しかし、宗教が絡んでくると、メトフィエスがしゃべるだけで、なんとなく気持ちが悪い。しかも、それが結構、長く続くから。

よかったと思うのは、梶裕貴の狂信者の演技かな? 雰囲気が出ていて似合っているんだもの。

地球が進化の最終段階として、ゴジラを生み出し、それが異界からくる神であるギドラのエサになる。というのは、どこかのSFで、見たような設定かな? という気もしたけど、そのまま食べられちゃってたら、どうなっていたのかな? とも思う。

その位置づけだと、モスラはどういう役割を果たしていたのか? あるいは、この作品って、モスラ大勝利なんだろうか??

そういう謎の部分、あるいは小説を読めば、解消されるのかな? という気がしないでもない。けど、小説までは手が出ないかな~。

この映画単体としては、あんまりおもしろくなかったなあ。という印象だったけど、3部作だと思えば、全体的には楽しめたと思う。まあ、こんなもんでしょ? て感じ。