星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

ジョシュ・クーリー監督 「トイ・ストーリー4」

映画12.ジョシュ・クーリー監督 「トイ・ストーリー4」(2019・アメリカ)

ブルク13にて、字幕版を視聴。1、2、3はすべて、うちのテレビで見たので、劇場で見るのは今回が初めて。面白かったです♪

 

以下、多少なり、ネタバレ有りで書きます。

 

前回ラストで、ウッディは、アンディと別れ、新しい持ち主であるボニーの元へ行ったわけだけど、ボニーはウッディに見向きもしない・・・という残酷な冒頭から始まり、それでも、世話好きなウッディは、ボニーのために一生懸命~というあたりが、泣かせます。ウッディは、子供のために本当に必死になるいいやつだなあ。と思った。

その一方で、ボニーが愛しているのは、自分で作った人形のフォーキー。フォーキーがないと大騒ぎだし、フォーキーがいれば、それで機嫌が直るというあたり、子供ってそんなものよね。って。

さらに言えば、フォーキーはフォーキーで、ボニーのことなんか考えてもいない。この不条理な世界。愛の片思いが続いて、そうやって、ウッディは、誰のために何をしているの? 的な状態から、ラストへと続く、一連の流れは、納得いくものでした。

まあ、正直、だからと言って、今まで一緒だったバズやほかのみんなと別れてもいいのか? という気もするんだけど、ただ、ウッディを愛してくれないボニーと一緒にいることがウッディの幸せとも思えないからね。

世界に子供がいっぱいいるのなら、きっとどこかに、ウッディを必要としてくれる子供もいるかもしれないし、それを探しながら、移動遊園地で暮らすのも悪くないかもしれないなあ。と思った。

バズとの別れの抱擁だけが、ちょっと切ないものがありましたよ。バズも一緒に行けたらよかったのにな。と思って。