星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

富野由悠季監督 「GのレコンギスタI 行け!コア・ファイター」

映画17.富野由悠季監督 「GのレコンギスタI 行け!コア・ファイター」(2019・日本)

アマゾンプライムのレンタル配信バージョンを自宅ホームシアターにて視聴。テレビ版は、全話視聴済み。コミック版も1巻だけ読んでます。

テレビ版の感想が微妙だったので、正直、そんなに期待してはいなかったのだけど、夫が見たがっていたので、つきあってみた。そしたら、思いのほか、面白かった。

テレビ版で説明不足だった部分を、これでもかと説明してきたし、その分、展開がわかりやすかったし、キャラに感情移入もしやすかったと思う。

2周目になる分だけ、どういう設定になっているか、会話の意味も伝わるし、テレビ版を見た時ほどの意味不明感はなかった。

主人公たちが旅をするのがテーマだと、前に聞いたことがあったけど、自分の居場所を変えないと、見えないものもあるということだって、なんとなく伝わった。

ベルリたちが信じていて、大事にしていた世界が、他の世界からはどう見えるか、逆はどうなのかと、そういうキャラクターたちの感情のぶつかり合いがあったのがよかった。自分の世界の外に飛び出して、見えたもの、気づいたこと。そういうのって大事だよね。と思う。

個人的には、「法皇様は、法は守られているとおっしゃるばかりで」のセリフがちょっと気に入っている。

思いのほか、よかったので、続きも楽しみです。残念なのは、アマプラの配信では、IIの予告編が流れなくて、EDロールが流れて、それで終了だったこと。予告編見たかったけど、今のところ、劇場でしか見れないらしいので、今から見たいと思っていて、劇場に行く機会がある人には、劇場を勧めておきます。たぶん、劇場で見ても、遜色ない出来だと思うので。