第13話「アラスの風よ応えて・・・」
第14話「天使の秘密」
第15話「カジノの伯爵夫人」
「文句があるなら、ベルサイユへいらっしゃい!」というのは、やたら有名なセリフだけれど、元ネタを知らなかったので、長いこと、それはアントワネットのセリフなんだと思い込んでいた。ポリニャック伯夫人のセリフだったんだねえ。
アントワネットを誑し込んで、いいようにだまして、お金をつぎ込ませるという、なんか金持ちの周りには、そういう人間がどんどん集まってくるわけで、そういうのを見ていると、金持ちや権力者が貧乏人を嫌う理由というのもわかる気がする。
貧しい人間ほど、なりふり構わず、悪党になり下がるという部分もあるよね。
それは、デュ・バリー夫人もそうだったのかもしれないし、ジャンヌも同じかもしれないし、ポリニャック伯夫人もそうなんだろう。みんな貧乏が悪いんだ。と言えば、そうなんだが、そこから何とかして、這い上がろうとするエネルギーは、嫌いではない。
ただ、国民の税金を、自分の遊ぶ金に使わないでくれ~。というのは、切実に感じる。金額が大きすぎて、くらくらするよ。