星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「黄昏の岸 暁の天」 小野不由美

読書23.「黄昏の岸 暁の天」 小野不由美 新潮文庫

昔、「魔性の子」を読んだ時に、高里くんがあまりに気の毒で、ラストシーンを見ながら、向こうへ帰って幸せになってね。と思ったものだったが、向こう側についても、ほとんど死にかかっている状態で、その上、さらに苦難の旅路を強いられるみたいだから、もう涙しかないという。なんで、この子を6年もの間放置していたの!? と思うと、天の理に対して、腹が立つというか、神々が存在するというのなら、そいつら何者なのか? と、気になります。それに対しても、作者は答えを持っているのだろうか?

 とりあえず、やっと出た続巻を、この先読んでいきますが・・・。