星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

2004-01-01から1年間の記事一覧

「鉄人28号」

ここに一つの鉄の塊がある。かつて鉄人と呼ばれたそれは、日本の高度成長期を支えた礎のごとく、姿を変え、平成と呼ばれる今もなお、この日本のどこかに誰にも知られず身を隠している。そしてその姿は、時代の全ての罪を一身に背負ったように、赤く、黒い。…

「アルプス物語 わたしのアンネット」 三田ゆいこ

33.「アルプス物語 わたしのアンネット〜世界名作劇場」 原作:パトリシア・セント・ジョン「雪のたから」 作:三田ゆいこ 竹書房文庫 評価★★★★★世界名作劇場の文庫を本屋で見かけるので手に取ってみたんだけど、これは原作の「雪のたから」そのものではなく…

自分用のメモ。

「AIR」1月6日(木)24時30分〜TBS系BSデジタル局BS-ihttp://www.bs-i.co.jp/anime/AIR/「魔法先生ネギま!」1/5(水) 25:00 テレビ東京http://www.starchild.co.jp/special/negima/ 「砂ぼうず」1月5日(水)AT−X毎週水曜11:30/22:30毎週土曜16:30/27:30…

「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」第9話

第9話「驕れる牙」いよいよ開戦か。人々の思いが、どんどん開戦を支持していくのを見ていると、なんだか気味が悪い。実際、現実の世の中も人々をそんな風に煽っているように見えるので・・・。戦争だけは絶対に反対したいんだけど・・・。戦闘シーンはクラ…

「ジパング」第10話

第10話「交流」なんというかまあ、ここまできっぱり男しか出てこないアニメだといっそ気持ちがいいね。視線を交わしあうだけで、やけにHくさいよ。みんなホモに見えるや。困っちゃうね〜。(^^);狭い艦の中に、男ばっかり。それでいて南の島だから、…

「リングにかけろ1」第8、9話

第8話「男の意地」第9話「稲妻とブーメラン」 あいかわらず面白いです。大笑いしながら見てます。(^^);第8話の石松の話をぶっ飛ばしてしまうぐらい、第9話の志那虎の話が面白かった。と言うか、ひどすぎるよ、お父さん。日本刀を使った扇風機なんて…

木屋響子 「ブラックジャック」

現在進行中「荒野の風」「ブラックジャック」ヴォーカル/水木一郎・木屋響子発売予定日・2005年1月 木屋響子公式サイトのニュースページより、下の方の記事です。ってことは「ブラックジャック」のテーマソングを水木さんと木屋さんで歌うのでしょうか?? …

CD「がらくたの詩」 木屋響子

♪なぜ、人は憎みあい、そして戦うの? なぜ、人は戦い、そして殺し合うの?♪見つけねばならない。その答えを・・。なぜ、なぜ、なぜ、なぜなの?手塚治虫原作の「がらくたの歌」は未読ですが、描かれているコミックの一部とその歌詞から「反戦」がテーマであ…

「鉄人28号」公式ガイドブック

テレビアニメ『鉄人28号』の完全ガイド。今年(2004年)の4月から9月まで放送されたテレビアニメ『鉄人28号』の完全ガイドブック。全26話のストーリー、登場キャラクターやロボットの紹介、さらには物語の背景となった昭和の事件の解説までを収録。また映像…

「SAMURAI7」第6話

第6話「任せろ!」「よくもまあ、はずれくじばかり・・・」「はずれくじだと!」バサバサバサッ(カンベエ、斬る)「ほら、やっぱりはずれくじじゃないか」いいねえ。こういう余裕のある男たちのセリフって・・・。(^^)♪あいかわらず、順調に面白い。上…

「おろしや国酔夢譚」 井上靖

32.「おろしや国酔夢譚」 井上靖 文春文庫 評価★★★★印象に残ったセリフ。「日本では自分たちのように、容易ならぬ運命に弄ばれて、いっこうに自分の道の開けぬ者たちのことを親不孝の罰が当たったという。また、前世の酬いという言い方もする。おそらく自分…

「鉄人28号」第6巻 横山光輝

113.「鉄人28号」第6巻 横山光輝 秋田書店秋田コミックスセレクト 評価★★★「ギャロンの巻」「ファイア三世の巻」収録。ギャロンはかわいいなあ。(^^)ファイア三世の外装をとって別ロボットに見せかけるというアイディアはここからとられていたのか。…

「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」第8話

第8話「ジャンクション」オーブ到着。こうして見ると、いかにカガリやアスランに力がないかがわかる。カガリが国家元首だなんて変だと思っていたけど、やはりただのお飾りに過ぎないのか。周囲にいいようにあしらわれているし、なんの発言力もない。権力狙…

「名探偵ポワロとマープル」第19話

第19話「クリスマスプディングの冒険 前編 プリンスからの依頼」何がショックと言って、いちばんショックだったのは矢尾一樹ですよ。どうしたんだ? 声の調子が悪かったのか? 妙にだみ声で、おじさんくさいしゃべりになっちゃって・・・。(><);なま…

「ジパング」第9話

第9話「デッドライン」拳銃をつきつけられたのに、全くひるまず、相手の目を見て、譲らずに取引(?)に応じた角松二佐がかっこよかった。なかなか真似できることじゃない気がする。(^^);自動販売機でカルチャーショックを受ける軍人が面白い。自動販…

「機動戦士ガンダムZZ」第25話

第25話「ロンメルの顔」ロンメル将軍の名前はよく聞くのだけど、例によって歴史には疎いのでどういう人物なのかよくわからない。この話って、何かのパロディになっているのだろうか??「妻子を持つのは結構だが、しつけがなっていないようだな」と兵士を…

「しろいくも」 岩岡ヒサエ

112.「しろいくも」 岩岡ヒサエ 小学館イッキコミックス 評価★★★★★なんとなく、安倍吉俊のファンタジーを思い出した。テーマ的に「死」や「後悔」を描いている、ダークな感じの短編ファンタジーには非常に弱い。(^^);「幸せって、幸せであることに気づ…

「名探偵ポワロとマープル」第18話

第18話「エンドハウス怪事件 その3 完璧な証拠」なるほど・・。少しは当たっていたみたいだなあ。少し難しく考えすぎていたか。以下、ネタバレ注意。<font color="white">素直に、最初に考えたとおり、ニックが犯人だと思えばよかったのか。パーティーの時は、彼女はずっとメイ</font>…

「名探偵ポワロとマープル」第17話

第17話「エンドハウス怪事件 その2 秘められた恋」「そうか・・。わかったぞ」って、ポワロさん、これだけの証拠でわかったんですか?? 私、全然わからないよ??とりあえず・・・。コカインを扱っている女が友達だし、みんながニックにチョコレートを食…

思いつくまま文学ネタ・・・。

「夕凪の街・・」を読んだ勢いで、参考文献に挙げられていた井伏鱒二の「黒い雨」を読みたくなって、本屋で購入。有名な本だし、一度ぐらいは読んでおこうと思って・・。でも、積読本はいっぱいあるからなあ。とは言え、有吉佐和子の「華岡青洲の妻」はいま…

ネタがない・・・。

今日、久しぶりにレンタルへ立ち寄ったのだけど、手塚アニメのコーナーで「三つ目がとおる」のTVアニメ版が結構借りられているのを見つけて嬉しかった。やっぱ、これって「ブラックジャック」効果かな??知らない人の方が多いかと思うが、「三つ目」のT…

「夕凪の街 桜の国」 こうの史代

111.「夕凪の街 桜の国」 こうの史代 双葉社 評価★★★★☆原爆投下から10年後の広島が舞台。「わかっているのは「死ねばいい」と誰かに思われたということ 思われたのに生き延びているということ」「そしていちばん怖いのは あれ以来 本当にそう思われても仕…

「20世紀少年」第4巻 浦沢直樹

110.「20世紀少年」第4巻 浦沢直樹 小学館ビッグコミックス 評価★★★★順調に面白いです。「ともだち」の組織が何をしようとしているのか、その目的がなんなのか、まだ見えないんですけど、ミステリアスな展開が興味深いです。面白かったのは、ロボットについ…

「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」第7話

第7話「混迷の大地」いやあ、面白かったです。前半の破片が地表に降ってくる描写は大迫力だったし、落下するアスランのザクとそれを救おうとするシンのやりとりに感動させてもらいました。父親の影が襲いかかってきて、アスランを苦しめているのがよくわか…

「吟遊黙示録マイネリーベ」第4話

第4話「異国」前半のキャラクターが次々と会話に入ってくる展開は、やりすぎの会話がほとんど笑いどころでしたが、逆に後半のナオジと詩人のやりとりは、しっとりと見せてくれました。なんだか宮沢賢治を思い出させるようなファンタジー風味の演出が好きで…

「ジパング」第8話

第8話「追跡者」追いつめられた角松二佐の、最後の一言が好きだな。ぎりぎりの状況での巻き返し。がんばっているなあ・・・という感じで応援したい。でもって、そこですかさず、「続く!」となっちゃうところが気に入った。(^^);「丁重にな」とわざわ…

「挑戦者たち」みなもと太郎

109.「挑戦者たち」みなもと太郎 少年画報社時代劇コミック斬鬼コレクション 評価★★★☆みなもと先生の自伝的エッセイマンガ。「風雲児たち」を読んだあとに、おまけ的に読むのがベストでしょうね。それにしても、みなもと太郎って京都の出身だったのか。私も…

「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」第8巻 安彦良和

108.「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」第8巻 安彦良和 角川書店角川コミックエース 評価★★★私もファースト世代だから安彦さんの絵は好きだったんだけど・・・。でも、これって純粋にマンガとして読んで、面白いと思えるかはちょっと疑問。チビたちとそれを…

「名探偵ポワロとマープル」第16話

第16話「エンドハウス怪事件 その1 パーティーの夜に」うわあ。今度こそ、犯人が全然わからないや。(^^);強いて一番あやしい人を挙げるのなら、誰かに狙われているという当の本人かな? 親切な振りをしてわざとショールを貸したんでしょ?? とか。彼…

「鉄人28号」第5巻 横山光輝

107.「鉄人28号」第5巻 横山光輝 秋田書店秋田コミックスセレクト 評価★★★5段階の評価をつけるのは難しいね・・・。(−−);「ロビーの巻」「ファイア2世の巻」「VL2号の巻」「ギャロンの巻」収録。第4巻よりは面白いという意味で、★4つをつけた…