2022-08-01から1ヶ月間の記事一覧
読書27.「椿宿の辺りに」 梨木香歩 朝日文庫 「稲荷に頼るな」という言葉が結構怖い。無意識に頼っていたのだろうか? 願い事をすれば、叶えられるとでも? 先祖や土地の持つ痛みが、子孫に引き継がれるというのは、ずいぶん、理不尽な感じがする。主人公た…
第20話「大きくなったら何になる?」 ナンは、大きくなったら、機関助手になりたいと言い始める。機関車に石炭を入れる仕事をやりたいと。何がきっかけでそう思ったのかは知らないけど、やってみたい。という気持ちなら、わかるような気もする。 みんなが…
第19話「舞踏会へようこそ」 良くも悪くも、ダンは、子どもたちに影響を与えたし、トミーは、ダンの口真似をして、他の子供達に、悪い誘いを仕掛ける。そういう風に、つながっていくとしたら、やっぱり、友達って、選ぶ必要があるのかな? と思う。 まあ、…
第18話「ママがやって来た」 毒親っていうのは、いつの時代にもどこの世界にもいるもんなんだなあ。と思った。 プラムフィールドで、一人、太った男の子がいたけど、その子供と母親の話で、母親とジョー先生が対立するのが面白かった。 何事も、本人に決め…
第17話「さよならダン」 ・・・ええと。これって、ダンが悪いんでしょうか? 問題があるとしたら、ナットの告げ口のような気もするけど。 どうも、ポーカーをやっていた程度で、賭博扱いされているのは解せない。何も賭けてないじゃん? こっそりベッドを…
映画27.ドミー・シー監督 「私ときどきレッサーパンダ」(2022・アメリカ) ディズニープラスの配信にて、日本語吹き替え版を視聴。良かったです。 正直、少し前に「ミラベルと魔法だらけの家」を見たあたりで、そろそろディズニーも同じような作品ばか…
第16話「学校が燃える!」 前回の話数で怪我をしたバタカップが、すっかり良くなってきた。という話をしているので、それなりの時間は経過しているんだろう。というのを感じさせる演出が好き。 ダンも、なんだかみんなに囲まれちゃって、いつの間にか、す…
「planetarian」は、原作ゲームもプレイ済み、アニメ版も劇場版を含めて視聴済み、小説版も読了しました。好きなんです。 今回のOVAは、クラウドファンディングで実現したファンサービスと聞いたんだけど、アマゾンプライムにおいてあったので、観てみま…
映画26.富野由悠季監督 「Gのレコンギスタ5 死線を越えて」(2022・日本) ブルク13にて視聴。面白かったです。劇場でロボットアニメを見ると、ものすごい迫力で、これこそ、富野監督の本領発揮という感じがして、映画館で観て良かったです。 もとも…
第15話「バタカップ大騒動」 いつの間にか、少年たちがみんなダンのもとに集まっている。たしかにまあ、ベア先生が、ダンが子どもたちに悪影響を与えるのではないかと心配するのもわかるような気がする。 とは言え、ダンも、人間の大人は嫌いでも、子供と…
第14話「ダンとテディの秘密」 原作にも、ダンとテディが仲良くなった。という話があったけど、こういう不良少年も、小さい子供には優しい。というのは、おなじみの設定なのか。古今東西、現実でも、そういうものなのか。
読書26.「f植物園の巣穴」 梨木香歩 朝日文庫 新刊「椿宿の辺りに」と同じ世界観だというので、再読してみた。ただ、読んだのがずいぶん前だったので、物語自体、すっかり忘れていて、新作を読んだのと変わらない。夢なのか現実なのかわからない不思議な世界…
第13話「決闘!エミルが怒った」 とうとうダンとエミルが、殴り合いの喧嘩を始める。最初は優勢だったダンが、途中からエミルに押され気味になるのはおかしいな? と、私でも思ったが、あれはわざと殴られていたんだと、丁寧にナンが教えてくれた。 ダンに…
第12話「プラムフィールドの嵐」 ダンは、他の少年たちとうまくやっていけるのだろうか? と、心配していたが、トミーが、彼を「かっこいい」と心酔してしまったことが、ちょっと意外というか。男の子って、自分より強い男をかっこいいと思うものなのか。
読書25.「謎とき『風と共に去りぬ』」 鴻巣友季子 新潮選書 「彼らはむかし、安泰の世に暮らしていたのに、ある日、突然、足元の世界が吹き飛んでしまった。あなたがいまいる世界もいつか吹き飛ぶだろう。新しい世界に対処するすべを身に着けていなければ、…