総集編ですが、なかなか出来がよかったと思います。
楽俊が陽子にこの世界の説明をするという形で、「十二国記」の世界設定や用語の解説をしていくという趣向。難しい用語になると、ちゃんと漢字が画面に表記されるあたり、なかなか親切な作りでした。
説明の部分にもわざとらしさみたいな違和感はなかったし、見ていても楽しめました。一つの章が終わったのを機に、陽子と一緒に世界の仕組みを改めて振り返るというのは、次回へのつなぎとしてもいいんじゃないかと思います。
ことに、ラストを「書簡」のエピソードへとさりげなくつなげた部分には好感が持てました。ラストに漂う余韻が気持ちよかったですし。
そうして、陽子は楽俊に鳥(名前忘れた・・)をプレゼントしました・・と言うことで。なかなかセンスのある終わり方だったと思います。
「私はもう後悔はしない」という陽子の決意がちゃんと聞けたからね。(^^)