星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

OVA「ジョジョの奇妙な冒険」第一期 第4話

実際、自分の文章力のなさが嫌になるのだ。これはすごい、面白い! と、思うのだけど、どこがどうすごいのか、どう面白いのか、具体的に書くことが出来ないから・・。文章が上手い人ならちゃんと説得力を持たせて書くことができるんだろうけど。文章力以前かな? やっぱ、見る目の問題かしら?

まあ、私は私の言葉でつたないながらもやっていくしかないのだ。そこに説得力を見いだせるかどうかは、読者様次第だし、人によっては、こんな私の文章でも気に入ってくれている人がいるかも知れない。全然ダメだと思う人は、最初からつきあってくれないだろうから。

と言うわけで、「ジョジョ」のアニメはすごいと思った。すごくいいのだ。面白いのだ。間違いなく傑作だと思います。どうしてこんな作品が話題になっていないのだろう? それとも、当時それなりに話題になったのに、私が知らなかっただけだろうか??

声優の面子は今回もすごい。DIOは田中信夫だし、ヴァニラ・アイス青野武、脇役にもかかわらず、スージーQおばあちゃんは来宮良子が演じている。

多分、音に関するこだわりがすごいんだろうなあ、と思います。
画面は静かだし、全体的に動きも少ないのだけど(アクションになると一気に動きますが)、にもかかわらず、こちらに伝わってくる緊張感がものすごいのは、画面の後ろ側にゴウゴウとかすかに風の音を流しているせいだと思いますね。

DIOのゆっくりとしたテンポのしゃべり方が実にいいよ。他のキャラもあわせるように基本的にはセリフをゆっくりめにしゃべっていて、突然、早くするでしょ?
画面もそうなんだけど、基本は「静」で緊張感を盛り上げて、一気に「動」のアクション。この形を連続している。だから、見ていてもスリル満点で気持ちがいい。

スタッフも「ジョジョ」に関するこだわりがすごいのが見て取れますね。(^^)
とは言え、原作ファンには最高級と思えるだろうフィルムですが、原作を未読の人には説明不足でわからないかも。
これだけのクオリティを持ちながらもったいないと思うけど、「原作ファンだけわかればいい!!」ときっぱり割り切った制作姿勢はむしろほめるべきでしょうか?
TVシリーズだとこうはいかないだろうけど、モノはOVAだしね。