星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「サイボーグ009」第41話「悪夢の未来」

脚本:大西信介、演出:安田賢司の組み合わせ。

009を心配して浜辺に佇む003とそれを慰めようとする002の会話の行き違い。どんな言葉も裏目に出て、うまくいかない2人の気持ちのズレがよく出ていたと思います。
003にだってジェットの気持ちはわかっていたはずだし、自分を慰めようとしてくれているのはありがたかったはずなのに、ジョーを失ったことの方が彼女には重かったわけですね。「今は一人にしておいて・・」と去っていく彼女の気持ちはよくわかったので、このあたりの演出は見事でしたね。

あるいは、このジェットの気持ちというのも後々の伏線になるんでしょうか? ヨミ編のラストシーンで、何故ジェットが命がけで009を助けに向かったのか? と言う・・。
深読みしすぎかも知れないけど、単なるやおいネタにされるには惜しい設定だからね。あるいは、そこまで考えてあるのかも知れません。

個人的に好きなセリフ。
「おいおい。超能力というのは、そんなにオールマイティなものなのか?」
多分、視聴者の誰もが素直にそう思ったであろうことをあえて登場人物にしゃべらせてその答えを持ってくるところがさすがです。触れては行けない部分にちゃんと説明が入るところが潔いじゃないですか。

「僕たちの戦いに意味はないのか!」
先週では、未来において希望を見るように語っていた009が、かいま見てしまった未来で絶望の叫びをあげる。
美味しすぎるよ。この設定。
多分、それでも人は戦い続けなければならないんだと、次週につなげるんじゃないかと推測されますが・・。さて?

おまけだけど、次回予告の作画がボロボロだったのが心配。本当に悪夢の未来を見ることになるのか? 助けてくれ〜。