星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「最終兵器彼女」最終話

最終話「そして、僕たちは恋していく」

正直、困っている。ず、ずいぶん、シュールな終わり方をしたじゃないか。原作もこうなの? 近い内に一度読んでみるつもりだけど・・・。

いくらなんでも、ちせが怖すぎる。誰もいなくなった地球にたった一人で残されても、その方がよっぽど残酷な気がするんだが・・。(そのイメージ映像があまりにリアリティがなくて、え? 夢落ちなの? と思っちゃったほど。)
それなのに、その笑顔で「ごめんね」って言われても・・。シュウジのように笑って対応する気にはとてもならない。これはちょっとまずいんじゃないか? いくらなんでも気持ち悪いよ。

火の鳥未来編」とか「天空戦記シュラト」とかが頭に浮かんじゃってどうしようもなかったのだけど。

「サイカノ」は原作の方がいいという声をよく聞くけど、おそらく、原作だとそんなに違和感がないんじゃないのかな?
同じセリフでも、マンガの中で活字で読むのと、役者さんが肉声で喋るのとでは印象がかなり違うはずだから。
白黒の紙の上に描かれたキャラクターと、カラー絵で実際に動いているキャラクターとじゃリアルさの面で大きな開きがあるから。

アニメと漫画の表現の違いですね。
「これはウソなんだよ」という部分の安心感がマンガの方がより強くて、状況がどんなに過酷でシュールでも読者には受け入れやすいのかも知れない。
いっそ、ガイナックス方式で、最後の方はマンガのコマにしちゃって、映像としてのリアリティを完全にこわしちゃった方がよっぽどよかったような気がするけどどうだろうね?