星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「まほろまてぃっく」第2話

第2話「女教師沙織二十五歳」

まほろさんって・・・。

ううむ? そのまんま、葵ちゃんだ。葵ちゃんが完成された感じだ。(どういう例え? 私にも説明できない。ニュアンスでわかって・・)

声優が同じ川澄綾子だから・・というだけでもなさそうだ。似てる・・・。

でもって、「藍より青し」との決定的な違いは、この作品には「母性的」な匂いがかなり濃厚に漂っていること。
主人公が中学生という設定も関係あるんだろうけど、まほろさんと主人公の位置関係は「母親と息子」という印象を強く受ける。

藍より青し」では、そんな部分をほとんど感じなかったのは、つまりそれだけ薫くんがちゃんとした「大人の男」として描かれていたから・・に他ならない。
実は「藍青」の最終回にちょっとだけ違和感を覚えたのだけど、最終回では薫くんの方が葵ちゃんに甘えるシーンが一部だけ存在しているからだ。
葵ちゃんの胸に薫くんが頭を埋めて喜ぶシーンがあったのだけど、それを見たときに「あれ? 薫くんってこういう性格だっけ?」と感じた。それで、よくよく考えてみれば「藍青」では常に薫くんが葵ちゃんを抱きしめるシーンがメインだったのだ。最終回では、初めてそれが逆転するのである。
これの意味ももっと考えてみたいが、それはまた別の機会に。

今回、初登場の女教師も巨乳の持ち主で、やたら胸を強調する描写が出てくる。
また、まほろさんが主人公へ「胸というのはそもそもお母さんが赤ちゃんを育てるためにこそ必要とされるもので・・」と説明するセリフが出てくるんだけど、それもやはり「母親」から「息子」への「教育」的なイメージを受けるのだ。

まほろさんのライバルが「クラスメイト」じゃなく、わざわざ「教師」という設定も「大人の女」としての「母親」を連想させる。

母親たちによる息子の奪い合い・・という構図に見えたのは考えすぎだろうか?
その点も踏まえて、続きを楽しみにしたい。

内容的には、非常に面白かったです。笑えたよ♪