星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「十二国記」第二十三話「風の万里黎明の空一章」

先週放映分の「書簡」を録画に失敗して、途中までしか見れなかったのが痛かったなあ。せっかく、楽俊の話だったのに。ちょうど浅野くんの話がでたところで切れてしまった・・。うーむ?

「風の万里黎明の空」と言えば、「魔性の子」を別にすれば、「十二国記」で個人的に一番好きな物語なのでアニメ化にあたってはちょっとドキドキですね。
かなり複雑な物語構成だし、このアニメのスタッフにまとめきれるのか? と。

初回としては、鈴の物語、祥瓊の物語、陽子の物語、のそれぞれのプロローグを一気に出してきたが、情報量が多すぎたので、初めて見る人にどのくらい伝わったのか不安。
時間軸通りの順番で描いたから、あるいはわかりやすいかも知れないが・・。
ただ、もう少し短くまとめることも可能だったんではないか? という気もしている。いたずらに必要のない描写(旅芸人の一座との生活など)が入っていたような気がしたので・・・。

個人的には浅野くんは邪魔。陽子が彼のことを夢に見るのも、さんざん今まで放っておいて、何を今さら・・という気もするので。それとも、あるいは見損ねた先週の展開でなにか伏線があったのだろうか? つくづく見れなかったのは残念だった。続きに期待。