星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「まほろまてぃっく」第5話「8ノ634ハ元気デス」

素直にいい話でした。ありがちな怪談話から始まって、最後に感動的なシーンへ持っていく流れが見事で感心。

本当に基本的なストーリー運びの典型を見た感じがする。(日本語が変かな? 深く気にしないで・・)
つまり、こうなってこうなって・・この辺でギャグを入れて笑わせて、このあたりで脅かそう・・という作り手側の策略に、いい意味でのせられた感じがするんですね。だから気持ちよかった。

一番のポイントは、ラストシーンのまほろさんの手紙の一言「今度帰郷した折りには・・・・・・申請します」と、それを聞いた人々の反応でしょう。(ネタバレのため、詳しくは書けません。わかる人だけわかって)
これでオチを締めたところが巧いかな。そのまま感動系でしんみり終わらせることも可能だったのに、あえて、ギャグを持ってきて笑わせて終わったこと。

最後に流れる「まほろさんの機能停止まで・・」の文字が重く見えないようにとの配慮かな? と、何となく思うので。このあたりが見事です。

【補足】強いて難を言えば、水谷くんの側の描写が薄いような気がするのが残念でしたが(もう少し彼の状況も詳しく知りたかったような気がするので。悪く言えばとってつけたような感じがしたんだよね)、結局、メインは安藤さんだったと言うことなのかな?
二人の最後のシーンはきれいでした♪